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進学塾キャラベル 西東京市 都立自校作成・難関私立高校受験

進学塾キャラベル 西東京市 都立自校作成・難関私立高校受験

塾に相談・質問されても困る内容

(困った相談1)「最近どうもやる気がないのですが・・・」

→「意欲ある子のための進学塾」です。やる気のない子は来ないでください。

「やる気がないこと」を相談されても私には何もできません。やる気とは自分から出すものであり、内発的なものです。外発的なやる気はすぐにしぼみます。

外発的な要因(たとえば、塾の先生の声かけ)によって起こったやる気というのは本物のやる気ではなく、ただ単に「一瞬」気分が変わっただけです。したがって、何か別の要因(たとえば、友達からの遊びの誘いや面白いテレビ番組)が訪れたら、そちらへ流されるだけです。こうした声かけをいくらやっても意味がないのです。

やる気とは、ご家庭の教育方針の中で培っていくものです。勉強する意義を普段から家族内で話し合い、「勉強は必ずやる意味があり、将来役に立つのだ」ということを親が子に教えることによって勉強への意欲を引き出すのが本来です。

もちろん、時にやる気が起こらないこともあるでしょう。しかし、「やる気が起こらないからやらない」では動物や昆虫と同じです。「やる気がない時も机に向かわなければならない。そうした忍耐力が必要なのだ」ということを教えることも親の役割だと考えております。


そもそも、「意欲ある子のための進学塾」に意欲のない子が混ざっているのが大問題です。これは、食欲がないのにレストランを訪れているようなものです。レストランのコックさんに「食欲がないのですが・・・」と言ったら、きっと困ってしまうでしょう。というより、気分を害されるでしょう。「だったら来ないでください。」で終わると思います。

当塾も同様です。意欲ある子の進学塾です。その点をご理解ください。


※ワイナー、セリグマン、バンデュラ、メイヤーの理論は学んでおりますので、一般的な先生方よりはモチベーションに関しては長けているとは思います。


(困った相談2)「家だと全く勉強しないのですが・・・」

→家でどうにかしてください。私は塾にいるので、生徒の自宅管理までは難しいです。

そもそも私が家庭訪問で伺っても、相当うっとうしいでしょう。


(困った相談3)「最近反抗的で、私から言っても言うことを聞かないので、先生からお願いします。」

→育児放棄


(困った相談4)「うちの子は自分から話しかけられないので、先生から声をかけてください。」

→そのままにしておくと、将来生きていく上で致命的です。

道に迷っているとき、わざわざ声を掛けてくれる親切な人は世の中にいません。今のままお子さんを放っておくと、洋服店や靴屋さんで、いつまでも店員に声を掛けられないような子になってしまいます。

「うちの子は自分から話しかけられないので・・・」という状態を作り出しているのは親です。そのような甘やかした状況を作ってしまっているのが最大の問題です。

何より「自分から話しかけられない」ということを許されてきたタイプの子は、わがままに育ち、親に対してものすごく反抗的になります。「相手から話しかけてきてくれるのが当たり前」という大変傲慢なタイプになる子が多い気がしています。




(困った相談5)「全然読書をしないのですが・・・」

→親が読書しなければ子供もしないと思います。

お母さんは「相棒」を見ていて、お父さんはネットでYouTubeを見ていて、子供にだけ読書をさせるというのは、ある意味虐待です。そのような環境の中で、子供だけが勉強や読書をするようになったら、それは奇跡というものです。

「家族全員で読書をする時間」を意識的に設けなければ、子供だけが突然変異で読書家になることは決してないでしょう。


(困った相談6)「ゲームとLINEばかりやっているのですが・・・」

→買い与えてしまったのだから仕方ないと思います。買う前に気づくべきだったと思います。スマホは麻薬と同じです。国で中学生の利用を禁止していない現状では、各家庭で自衛策をとるしかないでしょう。


(困った相談7)「夕飯のおかずについて」

→ご自由にお願いします。

※この相談をされた方が過去にお一人だけいました。

「入試前日は「カツ丼」や「カツオの刺身」などを食べるのが良いのでしょうか・・・」と。

正直何でもいいのではないでしょうか。合格するかどうかは、前日のおかずではなく、当日のテストの出来で決まります。



(困った相談8)(お問い合わせの電話中に)「どこがおすすめの塾ありますか」「○○塾と○○塾ではどちらがいいでしょうか」

→分かりません。(分かるはずはありませんし、責任を持てません。)

悪気はないことは重々承知なのですが、この質問がいかに失礼なのかがお分かりでない保護者の方ですと、入塾後も色々とうまくいかないと思います。
欠員が出た場合でも、申し訳ありませんが、こちらから電話することはありません。

そもそも当塾に来たいという強い気持ちが全く感じられず、「評判が良ければどこでもいい」という印象を受けます。

確かにキャラベルは小さい塾のため、学年によっては満席になっていることもあります(塾生が多いわけではなく、単に塾が小さいだけです)。その点は大変申し訳ないのですが、満席と伝えた瞬間に「では、どこか塾を紹介してくれ」というのは、恋愛でいえば、振られた瞬間に「じゃあ、誰か可愛い子紹介してよ!」というのと同じくらい失礼なことです。(と、少なくとも私は感じています。)




(困った相談9)(相談と言うより質問)「○○中から通っている子は誰がいますか?」

→言えるはずがありません。

そもそも誰がいても良いのではないでしょうか。塾は私語厳禁ですし、勉強する場所です。同じ中学校の誰がいようと全く関係のないことです。


(困った相談10)(入塾前に)「うちの子で付いていけるでしょうか。」

→こればかりは指導してみないことには分かりません。

なお、付いていけるかどうかは・・・

(1)本人の基礎学力(前学年までの学力が、あまりにも抜け落ちている場合は厳しいかもしれません)
(2)本人の根性と意識と目標設定
(3)本人が勉強に費やせる時間(部活の忙しさとの関連で)
(4)ご家庭(親)の意識と力強さ(強制力)
(5)既に在籍している内部生との学力差

の5点で決まります。

そのどれか1つでも欠けていると続かないかもしれません。

最も大きいのは(4)でしょうか。(1)~(3)が欠けている場合でも、(4)が最後の砦となるケースは多いように感じています。

また、授業は内部生の実力に合わせて進められています。新入生のために、既に在籍している生徒の授業ペースを崩すことはしません。したがって、(5)の場合(内部生との実力差が激しい場合)も付いていくことが出来ない可能性が高くなります。




(困った相談11)お電話にて当ブログやHPを確認すれば分かることを延々と質問

当ブログやHPに書いてある時間割、費用など諸々のことを延々と質問される方がいらっしゃいます。
そうした時間を省くために最低限のことはブログ(PC画面の右側の欄)やHPに記載しております。お電話にてそうしたことをお尋ねになるのはご遠慮ください。







※番外編

【困った質問】(電話をされてきて第1声が)「そちらはプロが教えているのでしょうか?」

→とっさに「全員素人です。」と答えました。ものすごく不快感を覚えた質問でした。

この感覚は個人事業主しか分からないかもしれません。

料理屋さんに電話をして「そちらはプロが作っているのでしょうか。」、和菓子屋さんに電話をして「そちらはプロが作っているのでしょうか。」、床屋さん(美容師さん)に電話をして「そちらはプロが切っているのでしょうか。」、工務店に電話をして「そちらはプロの大工さんでしょうか。」、歯医者さんに電話をして「そちらはプロの歯医者さんでしょうか。」と第一声で尋ねられたら、おそらく多くの店長・社長が不快感を覚えることでしょう。普通聞かないでしょう。

まあ、大学生が9割以上の塾業界ですから、それだけ多くの方が不信感を抱いているのは分かるのですが…。


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